切り抜き

ホロライブの切り抜き動画で禁止されていることって何?

今やYoutubeの枠に留まらず多くのメディアにも進出をし、その知名度を極限まで高めつつある最強Vtuber集団のホロライブ

なんと切り抜き動画のガイドラインを立ち上げ、切り抜き動画を認める動きになっています。

そこでポリ研としては切り抜きの際やってはいけないことを纏めてみました。ホロライブの切り抜き動画を作成・公開する前に是非一度全文を読んでから作成に入ることをお勧めいたします。

※更新日2023.11.14

二次創作と認められない作品

二次創作とはどういうものかをホロライブで例えるなら

二次創作・・・あなたが書いた好きなホロメンのイラスト。ホロメンの曲を使って踊ってみた、歌ってみた。漫画・アニメにしてみる。

等が当てはまります。

つまりコンテンツの大まかな部分はホロライブに依存しているものの、あなたの創作性が+αされているもの。となります。

では切り抜き動画で何がダメなのかというと二次創作性を感じないものとなります。

以下に挙げるのはポリ研が非常にグレーだと感じるものになります。

二次創作と認められない可能性の高いもの・・・ライブ映像の一曲のみの抽出。字幕を付けていない動画。他人が上げている動画と酷似するもの。

例えば3Dライブ映像の切り抜き、多くを見てみましたが「ただ切り抜いているだけ」という場合が多く創作性を問われると非常に弱いと感じます。

また字幕を付けていない動画も同様で「ただ切り抜いてアップしているだけ」となり、ホロライブのガイドラインに反するものとなります。

また切り抜きの切り抜き動画みたいなのも非常に多く、ホロライブだけでなくYoutube側から「似ているコンテンツ」と判断されてしまう場合もあり、アカ版のリスクは高くなります。

ホロメンが不快になる内容の動画

例えばホロメンが炎上して、謝罪をして解決した事件を掘り返すような切り抜き動画はNGです。

これはホロライブのガイドラインに反すると言えます。

後は笑えないレベルでの悪質な切り抜き動画もたまに見つけることがあり、このような動画は削除の対象となりえます。

切り抜きをする際に登録は必要?

結論から言うと登録は必ずしも必要ではありません。

登録することでのメリットとしては

・ガイドライン違反を犯している人に対して、Youtubeから警告が来る前に削除要請を出せる(100%ではない)

・ガイドラインの更新情報を優先してもらえる

です。なので切り抜きを続けたいのであれば登録はしていた方がいいです。

歌の切り抜きに関してホロライブ作成曲にしかガイドラインで触れられていないことに注意

歌の切り抜きは創作性を表現することが難しいです。

またホロライブが作った楽曲にしかガイドラインに記載がないことに注意しないといけません。

つまりホロメンが色んなアーティストの曲を歌ったりしているが(exs.兎田ぺこらがYOASOBIの曲を歌う)、ホロライブオリジナル曲ではないため、切り抜き動画を作成した場合に曲自体の著作権者、または著作隣接権者から動画の削除や著作権違反で訴えられる可能性もあるということを頭に入れておかねばならない。ということになります。

二次創作用の「歌ったみた」の音源はきちんと用意されている

ホロライブのガイドラインにはきちんと二次創作の音源としてpiaproページ(URL:https://piapro.jp/hololive)のURLが紹介されており、こちらの楽曲であれば「二次創作していいよ」と公式として認めています。動画を作る際にはぜひ利用しましょう。

音楽利用の対象外楽曲もある

ホロライブが作成した曲だからと言ってすべての楽曲が利用できるわけではありません。

中には利用できない曲もあります。

ホロライブのガイドラインの一番下に丁寧に説明されているので常に最新の情報を確認しておきましょう。※下記は利用できない楽曲一覧

ときのそら/Dreaming!(収録全曲)
ときのそら/My Loving(収録全曲)
ときのそら/ON STAGE!(収録全曲)
hololive IDOL PROJECT/キラメキライダー☆
さくらみこ&宝鐘マリン&AZKi/ぽっぴんキッス(収録全曲)
湊あくあ・大空スバル・兎田ぺこら/Hacha-Mecha ミラクル
Mori Calliope/居場所
湊あくあ/海想列車
星街すいせい/自分勝手Dazzling
花咲みやび/開花宣言
風真いろは/いろはすてっぷ!

※本対象外楽曲は、原盤保持者並びに著作権者等作品関係者に確認中のものを含みます。

二次創作全般ガイドライン(https://www.hololive.tv/terms)

ゲーム実況の切り抜きは著作権違反

ホロライブの切り抜きでゲーム実況動画に対するガイドラインは何も書かれていません。

ゲーム自体はゲームの作成した会社が著作権者となるので、ゲーム実況の切り抜きは著作権違反となります。

ホロライブライバーはゲーム会社から許可を取ったり、ガイドラインを遵守することで実況動画を作成しています。

しかしゲーム実況動画の切り抜きとなると本来はホロライブだけではなく、ゲーム会社の許可やガイドラインを遵守する必要が出てきます。そうしないと著作権違反となります。

ゲーム会社は実況動画のガイドラインは出しているが、切り抜き動画のガイドラインは出していない

これって大事なことでゲーム会社としては「あなた自身がゲームをするなら、ガイドラインを用意するからそれを守ってくれればいいよ」と言ってくれています。

しかし、ゲーム実況者の切り抜き動画については何も書かれていないため、いわゆる博打。いつ「違法動画」として著作権侵害の申し立てを受けてもおかしくない状況と言えます。

ほぼほぼ黙認状態であると推測されますが、ゲーム実況の切り抜きはリスクが高くなることを覚えておきましょう。

切り抜き動画はアーカイブに残ってから公開しよう

ホロライブのガイドラインには

元動画の配信が終了しアーカイブが公開されるより前の切り抜き動画投稿はご遠慮ください。

二次創作全般ガイドライン(https://www.hololive.tv/terms)

メン限動画は許可制

メンバー限定動画は許可制であるため、難易度が上がります。

動画がクリーンであるか、二次創作性が十分であるか、ガイドラインに沿った動画か必ず見られるので自信がある人のみ、申請してみましょう。

お願いベースではあるが元動画のURL、タイトルは必ず入れよう

ホロライブのガイドラインには以下のように書かれています。

切り抜き動画概要欄の冒頭に、下記の情報を明記してください。
切り抜き動画の元となった動画(以下「元動画」とします)のURL
元動画のタイトル

二次創作全般ガイドライン(https://www.hololive.tv/terms)


と書いております。あくまでお願いベースであるものの、多くの切り抜き動画チャンネルはこれを遵守しているので守るようにしましょう。

にじさんじの切り抜き動画のガイドラインと比べてみよう

にじさんじも切り抜き動画をする人に対してガイドラインを公表しています。

書かれていることはホロライブと結構違いますね。ポリ研が記事にしましたので、こちらもぜひ読んでください。切り抜き動画の基礎知識が深まりよりクリーンな動画の作成ができるかと思います。

大手Vtuber事務所のガイドラインの違い

そして最近はホロライブ、にじさんじ、VShojo、774inc.のVtuber事務所のガイドラインの違いについても纏めてみました。気になる方は以下の記事もお読みください。

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