著作権

強風オールバックは二次創作を許可しているのか?

強風オールバックと言う曲を聞いたことはありますか?Youtubeを見る人なら多くの人が一度は聞いたことがあるかもしれません。

有名なYoutuberがこぞってアレンジ配信をしてるのを見て知ったという人も多いと思います。中には「私も動画を作ってみたい!」と思う人もいるでしょう。

そこで今回強風オールバックは二次創作を許可しているしているのか?調べました。Youtubeでの配信や歌ってみた動画の可否についても調べていますので最後まで読んでください。

作成者のゆこぴは許可を出している

強風オールバックの製作者のゆこぴさんは二次創作を許可しています。

正確には

基本好きに使っていただいて大丈夫です。

良識の範囲内で楽しんでください。

使用報告は任意でお願いします。

とのことです。

こちらの文章はVtuverジークの動画の画像から抜粋しています。

06:32からゆこぴの「楽曲音源の使用に関するお願い」

アダルトや暴力的な表現などを使うのは論外ですが、常識的な範囲内での二次創作であれば問題なく作れます。

JASRACにより管理されているのでYoutubeで配信はOK

強風オールバックはJASRACにより管理されています。

ちなみに検索はJ-WIDから確認できます。

一般的にJASRACに管理されている楽曲はYoutubeにおいて「歌ってみた動画」として配信可能となってきます。

これはYoutubeとJASRACが包括利用許諾契約を結んでいるから可能になっています。

包括利用許諾契約って何?

これは「JASRACが管理している曲であればYoutubeで使っていいよ。その代わりYoutubeはJASRACにお金払ってね。」という契約です。

これがあるからこそYoutubeで「歌ってみた動画」が投稿可能となるのです。

この際個別に、ゆこぴさんやJASRACに使用許諾を得る必要はありません。

JASRAC管理曲であるから二次創作可能。更に本人も許可している

基本的にはJASRAC管理曲であるだけでもYoutubeで二次創作することは可能になってきます。更にお墨付きと言う形でゆこぴさんも許可を出しているという形になります。非常にありがたいお話なのです。

しかし一点だけ気をつけなければなりません。それは二次創作に使用する音源についてです。

CD音源等はJASRACの管理外

JASRACはレコード会社等の有する権利、著作隣接権にまで関与していません。

そのため強風オールバックが収録されている「アルバム1号」の音源をレコード会社の許可なくそのまま使うことはできないのです。

二次創作として使えるのは「自分の伴奏」「伴奏を依頼」と言ったような限られた形でのみになってきますので気をつけましょう。

カラオケ歌っちゃ王を利用して歌うのもあり。

カラオケ歌っちゃ王はレコード会社と同様、著作隣接権を有するYoutubeチャンネルです。

そしてカラオケ歌っちゃ王は個人に対して無償で音楽提供しています。つまり個人であれば上の動画音源を利用して「歌ってみた動画」を出してもいいという事です。

※法人等についての規約はこちらをチェック

でもこれはあくまで前提として著作者が二次創作を許可しているから許されるという事を忘れてはいけません。

著作者が許可していない曲を「歌っちゃ王」を利用してカラオケ動画をアップロードした場合、著作権侵害となる可能性があります。

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