ポリ研が何気なくライオンの動画を見た時に「これ転載だ!前に見たことがある」と思わず口に出してしまったことがあります。そしてその動画にはライオンの狩りの仕方について解説してありました。
しかも色んな人のライオン動画を集めて編集し、解説しているという動画です。
これは著作権的に危険なんじゃないか?と思い今回「解説動画なら転載していいのか?」について調べてみることにしました。
目次
【結論】許可なく転載なら、著作権侵害
他の人の動画をアップロードするのは著作権侵害になります。
たとえ編集、コメントをつけていたとしても転載を行っている限り同様です。
但し著作者に『許可』を取っていれば問題ありませんが、明らかに許可を取っていないと思われる動画が多すぎます。
著作権侵害と思われる解説動画ジャンル
例えば100%とまでは言わないが、下記のジャンルなんかは「ほぼ許諾を得ていない著作権侵害に当たる動画ジャンル」と言えます。
・巨大生物の戦い・・・「ライオンの狩りの仕方」「カバVSライオン」「熊VSライオン」など。誰が見ても自分で撮影することが困難
・TVで放送していたもの・・・「ペンギンララの生涯」「スポーツ解説」など。TV局が映像使用許可を出すとは考えにくい
・個人撮影・・・「動物との再会(主に海外)」「亡くなった人の絵を見て感動する瞬間(TikTok)」など。複数の動画を組み合わせている場合が多く、全ての著作者に許可を取っているとは思えない
これらの動画の作成者で「自分が撮影した」「きちんと許可を取っている」と胸を張って言える人はほぼ皆無でしょう。それは皆さんも同様の感想を持っていると思います。
特に気になる海外動画の転載の多さ
特に気になるのは海外動画の解説動画です。確かに海外の動物や、人々の風習、生活を知ることは非常に価値があることで、需要が多いのは理解できます。
もしかしたら日本語タイトルでアップロードしていることで、著作者に気づかれにくくなるかもしれません。
しかしアメリカを例に例えると親告罪ではないのでより注意が必要なのです。
アメリカは親告罪ではないので、いきなり刑事事件となっていることも
アメリカの場合、捜査機関があり著作権侵害しているものに対して申告無しに刑事罰を求めることもできます。
ですから日本と違って親告されてから対処すればいいではなくて、いきなり懲役&罰金を科せられるといった恐ろしいことが起きてしまう可能性があります。
リスクが高いし、止めた方がいい
海外の動画の解説動画を出すのはリスクが高いことは分かってもらえたと思うが、日本の動画だってTV局、その他に映画界やアニメ界に解説動画と称して著作権侵害を繰り返しケンカを売ることは全くお勧めできません。
アニメ、映画業界では捕まってしまった人は実際にいます。常習性が高いとみなされると更に訴えられるリスクは高くなります。
手を出さない方が無難としか言いようが無いですね。