私が小さい頃にはまったSFC版のRPG。マリオとRPGという組み合わせが当時の子どもの心をワクワクさせたことは間違いないでしょう。
この名作を「配信」という形で動画投稿しているライバーが数多くいます。
今回はこの名作SFC版マリオRPGの配信禁止区間について調べることにしました。
目次
【結論】配信禁止区間はない
結論から申し上げると、SFC版の「マリオRPG」には配信禁止区間はありません。ですのでOP、EDを含め全て配信することが可能です。
下記の動画からホロライブゲーマーズ所属の戌神ころねさんがエンディングを配信していることが分かります。
挿入歌が無いため安心して配信可能
大抵どのゲームのガイドラインにも「第3者の知的財産権(著作物)が利用されている場合、許諾が必要」と書いています。
これは何を指しているのかというと、ほぼほぼ挿入歌の事を指しています。
SFC版のマリオRPGには挿入歌が無いので「安心して配信ができる」ということになってきます。※全てのソフトが挿入歌が無いから全て流せるというわけではない
但し音楽集や、画像、動画集などはNG
任天堂のガイドラインには
ゲームのサウンドトラックやムービーシーン、イラスト集等をコピーしただけの投稿は、お客様の創作性やコメントが含まれないため、ガイドラインの対象として認められません。
ネットワークサービスにおける任天堂の著作物の利用に関するガイドライン(https://www.nintendo.co.jp/networkservice_guideline/ja/index.html)
と書かれており音楽集、ムービーの繋ぎ合わせなどはガイドライン違反に当たると書いています。
マリオRPGは任天堂と当時のスクエアの共同作品。でもあくまでガイドラインは任天堂です。
マリオRPGはFFのスクエア(現スクエアエニックス)と任天堂との共同作品としても有名です。
現にコマンドバトルの導入、裏ボスであるクリスタラー戦のBGMはFF4の音楽を使うなど、スクエアが協力したことが分かります。
しかしスクエア側にはマリオRPGに対するガイドラインは存在しないため、あくまで任天堂が公開しているガイドラインに沿って配信しなければいけないのです。
任天堂のソフトで個別ガイドラインが存在しない場合は、有名ライバーの配信を参考にするべし
SFC版のマリオRPGには個別のガイドラインが存在しません。でもその場合有名ライバーの配信を見ることで配信禁止区間を調べることができます。
というのも任天堂のガイドラインには
別途契約が締結された以下の法人に所属する投稿者は、所属する団体の業務として行う投稿であっても、個人であるお客様と同様に、このガイドラインに従って、任天堂のゲーム著作物を利用した投稿を行うことができます。
ネットワークサービスにおける任天堂の著作物の利用に関するガイドライン(https://www.nintendo.co.jp/networkservice_guideline/ja/index.html)
と書いています。これは「個人ライバーも任天堂と締結済み法人ライバーも同じガイドラインに沿って配信しないといけないよ」と言っているのと同義になります。
締結済みの会社など詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
ガイドライン違反で逮捕者が出ました。ガイドラインは必ず守りましょう
ゲーム配信のガイドライン違反で動画削除や、アカウントBANを食らった人の話はよく聞きます。しかし逮捕まで至るというのは今までなかったのです。
しかし2023年についにガイドラインに違反したゲーム配信で逮捕者が出ました。今後ゲーム業界でガイドライン違反に対し厳しくなっていく可能性があります。
これまで以上にガイドラインは事前確認する必要があります。この事件について詳しく知りたい方は以下の記事をお読みください。