龍が如く極は初めての「極シリーズ」と作られたナンバリングであり、あのB’zの稲葉さんが曲を提供したことで話題になった作品です。
配信で楽しみを共有しようとする人は多い作品です。そこで皆さんが配信する際に気になるであろう「BLEED」「Receive You」「Amazing Grace」は流していいのか?またそれはどこで流れるのか?
ポリ研が実際に調べてみましたのでぜひ最後まで読み、あなたのチャンネルを守っていきましょう。
目次
- 1 「Receive You」は第十二章、嶋野戦で流れる
- 2 「BLEED」はOPと第一章、エンディングで流れる
- 3 「Amazing Grace」はエンディングで流れる
- 4 ガイドラインには挿入歌について詳細は書いていない
- 5 それぞれの歌の著作権者は?
- 6 「BLEED」「Receive You [Reborn]」は稲葉浩志が歌っている。許可を取るべき相手は?
- 7 「Amazing Grace」は河合英里が歌っている
- 8 配信者の動向
- 9 【にじさんじ】ニュイ・ソシエールの場合
- 10 【ホロライブ】兎田ぺこらの場合
- 11 【ホロライブ】大空スバルの場合
- 12 【結論】歌を流すのは止めた方が無難
- 13 ネタバレ表記は絶対にしよう
- 14 【リアクションを取りたい!】龍が如く極のリスナーが盛り上がるポイント。ネタバレあり
「Receive You」は第十二章、嶋野戦で流れる
『第十二章 再会』で船の船室に入るとイベントが始まり、終わると嶋野戦が始まります。そこで「Receive You」は流れます。
「BLEED」はOPと第一章、エンディングで流れる
まずはOPで流れます。ゲームを起動して何もボタンを押さなければ勝手に流れます。
次は第一章で桐生が刑務所で風間さんからの手紙を読むシーンで流れます。
3回目はエンディングで桐生が澤村由美の体を抱き支えるシーンで流れます。
「Amazing Grace」はエンディングで流れる
ラスボスを倒し、エンディングを迎えエンドロールに入る時に流れます。
ガイドラインには挿入歌について詳細は書いていない
セガのガイドラインには龍が如く極の挿入歌について詳細は書いていません。そもそも個別のタイトルに対するガイドラインが無いようです。
しかしこのような文言があります。
このガイドラインは、当社タイトルを正規の方法にてご利用いただいている個人のお客様が、当社が所有する知的財産を利用する場合にのみ適用されます。投稿に当社以外の第三者が有する知的財産が利用されている場合、適切な所有者から許諾を得る必要があります。
引用先・・・ゲームプレイ映像利用に関するガイドライン(https://www.sega.co.jp/streaming_guideline/)
とあります。つまりゲーム自体はセガが配信許可しているんだけど、ゲームの中には他の人が著作権を有する者があるから(exs.挿入歌)それを含めて配信する際は、許可を取ってね。と言っているのです。
ここの意味を履き違えてしまってしまうと、配信禁止、最悪は垢BAN、賠償金などの請求がくるかもしれないのできちんと【事前調査】する必要があるのです。
それぞれの歌の著作権者は?
龍が如く極の挿入歌「BLEED」「Receive You」「Amazing Grace」のそれぞれの著作権者はどこになるのかお伝えします。
「BLEED」「Receive You [Reborn]」は稲葉浩志が歌っている。許可を取るべき相手は?
「BLEED」に関しては作詞・作曲共に稲葉浩志さん本人が行っています。
「Receive You[Reborn]」作曲家は調べることができませんでしたが、作詞は稲葉浩志さんです。
ということは「BLEED」「Receive You[Reborn]」共に稲葉さん本人に著作権が存在することになり
その曲を使用する際には稲葉さん本人から許可をもらわなくてはいけません。
そしてもう一つ言うなれば所属しているレコード会社のビーイングとレーベルのVERMILLION RECORDSも「著作隣接権」があるのでこちらにも許可を取る必要があります。
著作隣接権について詳細を知りたい方はは以下の記事をお読みください。
「Amazing Grace」は河合英里が歌っている
「Amazing Grace」は河合英里さんが歌っています。
「Amazing Grace」の著作権については諸説ある。18世紀にイギリスの牧師ジョン・ニュートンが作詞したものとされている。
曲自体の著作権というと著作者の死後から70年経っているので消えてしまっています(著作権法第57条)。しかし龍が如く極の「Amazing Grace」は原曲ではなくアレンジ曲なので、著作権は存在します。
配信者の動向
今回はにじさんじのニュイ・ソシエール、ホロライブの兎田ぺこら、大空スバルの3名の動向を調べてみることにしました。
【にじさんじ】ニュイ・ソシエールの場合
ニュイ・ソシエールさんの動画を見てみると、「BLEED」「Receive You」「Amazing Grace」が流れる全てのシーンをそのまま残しています。
最終動画のVo.5ではアーカイブ編集しているものの、「BLEED」「Receive You」「Amazing Grace」の部分をカット、音を消すなどの作業をしているわけではありませんでした。
にじさんじ側からこれらの曲の使用については特に指摘されていないのだと思います。
【ホロライブ】兎田ぺこらの場合
兎田ぺこらさんの場合はOPで「BLEED」が流れた時に慌てて消そうとしたり、ストーリー上流れてくる歌に対して鼻歌を歌ったりしながらごまかそうとしたりしたり、とにかく終始挿入歌を意識しながら配信しているようでした。
エンディングの「Amazing Grace」は音を消して実況しています。
【ホロライブ】大空スバルの場合
スバルさんの場合は嶋田戦で流れる「Receive You」の音が気になりすぎて「このまま戦っていいのか?」と悩んでいて、結局どうしようもないのでそのまま戦いを始めました。
音を下げる等の対策はしているようでした。
【結論】歌を流すのは止めた方が無難
この3名の配信の動きを見た限りだと、ホロライブは「流さない方が良い」にじさんじは「流してもよい」ということになりますが、総合的に個人が配信する際は「流さない方が良い」という判断になってくると思います。
著作権の侵害を指摘されてもホロやにじさんじのような会社なら対応可能でしょうが、個人では限界がありますからね。
ネタバレ表記は絶対にしよう
兎田ぺこら、大空スバル、ニュイ・ソシエール共にタイトルに「ネタバレあり」の表記がありますが、これはガイドラインに
イベントシーンなどのストーリーの核心にあたる内容を配信する際には、他のお客様の楽しみを奪わないよう、「ネタバレあり」等の、ストーリーが配信されることが明確に伝わる表記をお願いいたします。
引用先・・・ゲームプレイ映像利用に関するガイドライン(https://www.sega.co.jp/streaming_guideline/)
とあります。セガはお願いベースであるものの「ネタバレあり」の表記についてはドラクエよりも強い口調で書いてあります。今回の三人はタイトルにきちんと書いてあります。ですので皆さんも必ず記入しましょう。
※ドラクエのガイドラインについては下記の記事をご覧ください。
【リアクションを取りたい!】龍が如く極のリスナーが盛り上がるポイント。ネタバレあり
龍が如く極をやる上でリスナーが喜ぶポイントを教えます。さわり程度も覚えておくと、配信をする際に役立つと思いますよ。
いつでも真島
龍が如く極ではある程度物語が進むといつでも真島吾朗が襲ってきます。
時にはゾンビになったり、キャバ嬢になってたり、バッティングセンターにいたりと大暴れ!もし出会ったときは大きめのリアクションを取ってリスナーを喜ばせましょう。
イカサマ
ゲーム中に遥と一緒に丁半博打をするシーンがあります。まぁ正直何やっとんねん。という感じなのですが、遥がどんどん予想を当ててくのでやくざ側がイカサマを使い始めます。
そのシーンで桐生一馬が大暴れ!リスナーは大喜び。こちらも大きめのリアクションでいきましょう。
真島の兄さんの「俺の女にならんか?」
物語終盤で真島が女性を人質にとるシーンでの発言。好みのタイプの子だったことから言った「俺の女にならんか?」はなぜか男のリスナーも興奮するという異常事態が発生するようです。こちらもリアクションを大きく取りましょう。
あとはあなたが驚いたところはリアクションを大きく取っていけばリスナーを喜ばせることができるはずです。頑張って。