プレイした後に「色々と考えさせられた」と思えるゲームがこのロストジャッジメントです。
いじめという激しく重いテーマではあるのですが、あまりにも身近なものなので、プレイした人はいじめについて再度考えさせられた人が多いのではないでしょうか?
その気持ちを代歌してくれるのがAdoさん。そして「螺旋」になってきます。終わった後何度もこの歌が頭の中をぐるぐる回るんです。
そこで今回はAdoの「螺旋」のレビュー&購入方法の紹介をしていきたいと思いますので最後までお読みください。
目次
Adoさんは声色の種類が多く、瞬時に変化できてしまう天才
Adoさんが出す声は例えると前方向にバーンと出す時と後ろに引く声の切り替えがうまい。
歌詞の一文字ずつを前後に歌い訳ができる、本当に器用な歌手です。
また感情を変化させることが得意で、めんどくさい系のテンション、がなり声、シャウト、言葉が浮く感じのビブラートなどの色んな歌い方に瞬時に対応できるテクニックを持ち合わせています。
そしてこれらの声色を切り替えをリズムや音程をくずことなくできてしまう。更にはそれに対応できる声帯の耐久力にも驚かされてしまいます。
ポリ研の挿入歌レビュー&購入方法
今回はロストジャッジメントの挿入歌であるAdoの「螺旋」について紹介していきます。
螺旋ってどんな曲?
イントロの部分がグラ―ヴェ調で始まります。
その重々しく、重厚な曲調は歌手adoの特徴であり、魅力です。
歌詞もストーリーに沿った内容で「お前らのせいだ」という言葉が今回のロストジャッジメントのテーマである「いじめ」の象徴であり、いじめられた側が行ったことに対する正当性を訴える歌詞となっています。
「俺が何をしても、許されるよなぁ」というこのゲームの主たる部分とリンクしているのが、螺旋の魅力と言っていいでしょう。
兎田ぺこらも「めちゃくちゃいい曲だな、これ!」と興奮しています。
気になった方は是非フルで聞いてみてくださいね。
無限の声色を持つAdoは話の重いゲームの主題歌を歌わせたら右に出る者はいないかも
Adoさんのがなり声とビブラートを合わせるだけで、ストーリーが重めのゲームにぴったりフィットします。
登場人物の多くが感情の起伏を激しくしてお互いの主張をぶつけ合うのですが、それがAdoの声質変化と相まって、プレイヤーの心をも大きく動かすことに成功しています。
ちなみに螺旋の作詞作曲を担当した「jon-YAKITORY(ジョンヤキトリ)」はボカロ曲の制作で有名な方ですが、歌詞を見てもかなりSEGA側と念入りに打ち合わせしたことが伺えます。なぜなら歌詞を読むだけでストーリーを思い出してしまうからです。
購入はダウンロードをお勧め
CDは探しても見つかりませんでした。ですのでダウンロードして購入することをお勧めします。
「螺旋」はどこで流れる?
螺旋がゲーム中のどこで流れるのか?螺旋が流れているところは配信禁止区間となりますので配信者など気になる方は下記の記事でご確認ください。
ロストジャッジメントのテーマはいじめ
ロストジャッジメントは終始話が重いゲームだと感じます。何しろテーマが「いじめ」ですからね。
しかしロストジャッジメントの最後でいじめの加害者と、被害者が辿るべき一番の解決策というか、理想形を学んだ気がします。
誰もが身近に感じるものだからこそこのゲームをプレイして改めていじめについて考えてみることができること。それが凄く価値のあるものだと感じます。
【PS5版】
【PS4版】