著作権に敏感な配信者であれば、FF6ピクセルリマスターのセリスのオペラのシーンで歌が入っていることに「これって配信して大丈夫なの?」と思ってしまうはずです。
そこもポリ研がばっちり調査してきたので、最後までお読みください。
目次
結論から言うと大丈夫
ガイドラインを見ると、セリスの歌については何か言及しているわけではないようです。
書いてあるのは「エンディングはダメだよ。」の文字だけです。
FF1~6ピクセルリマスターの配信禁止区間について詳しく調べたい方は下記の記事をご覧ください。
セリスの歌のシーンだけを切り抜くは止めよう
ピクセルリマスターのガイドラインでは
楽曲、音楽データのみの掲載及び楽曲、音楽を聴かせることを目的とした動画等の投稿等は禁止いたします。
生配信及び動画・画像投稿に関するガイドライン(https://www.jp.square-enix.com/ff_pixelremaster/guideline/)
とあるため、セリスの歌のシーンだけの投稿は止めましょう。
セリスのテーマは植松さんが作曲しているので著作権的には問題ないと思われる
歌ありのセリスのテーマを流す許可を出すのは植松さんだと思われるので、基本的には問題ないと思われます。
植松さんの話によると歌詞を考えたのは現スクウェア・エニックス取締役執行役員・第一開発事業本部長の北瀬佳範さん。今の奥さん(当時は彼女)に宛てたラブレターだったみたいです。
歌は作詞、作曲した人が著作者となります。歌い手は著作隣接権を持っているということになり、曲の使用の許可する権利を持っているのは『前者』ということになります。
実際に多くの配信者が何も問題なく配信動画をアーカイブに残しています。
【おまけ】セリスのテーマを歌っているのは誰?
調べてみるとこちらのサイトに詳細が載っていました。
セリス役は根本 真澄(ねもと ますみ)さん。東京藝術大学出身です。
植松さんが「セリスがいきなりオペラを歌えたら嘘じゃん。セリスはオペラっぽくない、どっちかというとミュージカル歌手っぽい歌声の人をあえて選んでいる」と話しています。
こちらの内容は下記の動画で確認できます。(05:45辺りから)
実際にセリスのオペラシーンを聞いてみるとオペラというよりミュージカルに偏って聞こえます。
この辺の歌手のチョイスも植松さんぽくっていいですよね。
ちなみにドラクゥとラルスは?
ドラクゥは田中 雅史(たなか さふみ)さん、ラルスは玉山 彰彦(たまやま きひこ)さんとなっています。
ちなみに田中 雅史さんのTwitterはこちらになります。
三人とも東北出身?
余談ですが根本 真澄さんは福島県出身、玉山 彰彦さんは岩手県出身です。
田中 雅史さんだけが出身地を書いていませんでした。しかし大学は岩手大学です。出身地は岩手の可能性も十分あると思います。
もしそうなら三人とも東北出身ということになりますね。
セリスのテーマはサウンドトラックでのみ聞ける
2023.1月現在「FINAL FANTASY VI PIXEL REMASTER Original Soundtra」としてCDではなく配信サイトでのみ聞くことができます。
また日本語以外にも英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、韓国語verも収録されていますので、聴き比べしてみるのも楽しいですよ。
FF6ピクセルリマスターはスマホで遊べる
セリスの歌のシーン、BGMをいつでも聞けるサウンドプレイヤーの追加、戦闘でのオートモードの追加など全てにおいてパワーアップした「FF6リマスター」はスマホで遊べちゃいます。
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