龍が如く極2は本当に感動しましたね。そしてその挿入歌も龍が如く極2に合っています。
特にエンディングで流れる「A」が涙ものでしたね。
そこで今回は挿入歌であるSiMの「The Sound Of Breath」と「A」のレビューと、ヴォーカルのMAHさんの歌い方に注目して記事を書いていきたいと思います。
目次
SiMヴォーカルMAHの歌い方の特徴
MAHの最大の特徴はフォールスコードでしょう。通称デスボイスです。MAHは得意のフォールスコードを器用に使いこなしています。
例えば高音から低音へ変化するフォールスコードをよく使います。これを使うことで曲の抑揚感をUPさせることが可能です。
また地声とフォールスコードをミックスしたミックスボイスもよく使います。MAHさんは地声を主体としているのが特徴。地声を前に前に出している感じです。
MAHさんは歪(ひずみ)が粗いのが特徴です。高音、低音どちらでも荒くできちゃうのがMAHさんの特徴と言っていいし、格好良いポイントです。
ちなみに歪(粗さ)というは声帯の上にある仮声帯を震わさせていると言われていて、発症は音割れからきていると言われています。
それでは龍が如く極2の挿入歌である「The Sound Of Breath」と「A」についてレビューしていきたいと思います。
「The Sound Of Breath」はどんな曲?
MAHさんは結構脱力して、スローテンポで柔らかい感じの歌い方をするときがあるのですが、この「The Sound Of Breath」はバラード調であるのも相まって終始、脱力して歌っているイメージがあります。
得意のフォールスコードは2Bメロ前の「So burn me down~」の所から少し使うだけに留まっています。
しかしその脱力感があるからこそ、エンディングの愛と絶望の入り混じった最後のシーンと相まってMAHの歌声が優しく、わずかな希望をもたらせてくれていると感じさせてくれるのです。
個人的にはサビの入り方が好きで、何回もリピートしてしまいます。
「A」はどんな曲?
「The Sound Of Breath」とは違い「A」はMAHさんのフォールスコードをフルに使ったメチャクチャ格好良い曲となっています。
こちらの事はAメロ、Bメロ共にミックスボイスが使われておりレンジは狭いながらも、その音の変化に耳が楽しくなる感覚があります。
特に3サビの「命の祈りを」の所のロングフォールスコードが格好良すぎる。なんでこんな声出せるんだ?と驚きを隠せません。
全体的にロック調な曲となっておりSiMっぽさが前面に出た曲となっている。途中のデスボイスも龍が如くにマッチしていて好きです。
歌詞を見ると「ケンカを売ろう!でも逃げてはダメだ」という暗示を自身かけている感じで、ネジが一本外れている感が滅茶苦茶好きです。
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【通常版】と【初回限定盤】があり、左側が通常版、右側がSiMのライブDVD付きの初回限定盤となります。
【通常版】
【初回限定盤】
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