ゲームの配信禁止区間について日本一敏感と言ってもいいポリ研に衝撃が走りました。
それは「もしかして配信禁止区間の終焉きた?」と感じたことです。
事はFF16から始まった
FF16を購入しガイドラインを覗いてみると米津玄師が歌う挿入歌「月を見ていた」について以下のようなことが書かれていた。
※ゲーム内で使用されているテーマソング「月を見ていた」は、本ソフトのプレイ動画の一部としてのみご利用いただけますが、同曲の一部またはすべてが含まれる動画につきましては、権利者が収益化機能を利用する場合があります。
引用元・・・ファイナルファンタジーXVI ライブ配信及び動画・画像投稿に関するガイドライン(https://jp.finalfantasyxvi.com/guideline/stream/)
これは「実況動画で流すなら問題ないよ」という意味です。
今までのFFであれば8の『Eyes On Me』10の『素敵だね』と言った挿入歌は著作権の関係で【実況配信NG】記載されていたのに16からはOKとなっているのです。
さらに驚いたのは龍が如く8です。
龍が如く8は配信禁止区間はないと明記
これには目玉が飛び出るほど驚きました。龍が如くシリーズと言えば殆どのシリーズが一つのガイドラインに纏められています。そこには
投稿に当社以外の第三者が有する知的財産が利用されている場合、適切な所有者から許諾を得る必要があります。
引用元・・・ゲームプレイ映像利用に関するガイドライン(https://www.sega.co.jp/streaming_guideline/)
と書いており基本的に挿入歌の配信はNGという事になっていました。
ところがどっこい「龍が如く7 外伝」から配信禁止は無く、続く8も配信禁止区間は無いとガイドラインで明記されていました。
この影響はサブスクの普及が一因か
スクエニとSEGAの近々の動きはゲーム業界すべてに波及する可能性があると思います。
考えられる一因としてサブスクの普及が考えられます。
「TesTee」の記事によれば音楽のサブスク(Apple Music,Spotifyなど)は20代で約50%、30代で約40%の利用率とのこと。
サブスクの利用率が広がればゲームの挿入歌を提供している歌手にとって「ただひたすら拡散されること」が利益拡大に繋がります。
そういう意味でミュージシャン及び所属事務所は配信での利用許可を出し始めたと想像できるのです。
この流れは止まらないかも
スクエニとSEGAがこの流れなのであれば当然他のゲーム会社も続くと予想されます。
配信禁止区間を細かに説明してきた当サイトにとっては痛い状況ですが、これはこれで時代の流れ。喜ばしい事です。
私自身ゲーム実況大好きで「挿入歌聞きてー」と思うゲームがいくつもありました。同じ思いを持つ人にとっては朗報と言えるでしょう。